8日午前の東京株式市場は全面高の展開となり、日経平均株価(225種)が急反発した。前日終値からの上げ幅は一時2100円を超え、3万3000円台を回復した。前日の米ハイテク株の上昇を支えに、半導体関連など幅広い銘柄が買い戻された。前日は史上3番目の下落幅となる2644円安で取引を終えており、トランプ米政権の関税政策の不透明感から相場の乱高下が続いている。
午前終値は前日終値比1894円08銭高の3万3030円66銭。東証株価指数(TOPIX)は149・64ポイント高の2438・30。
8日の東京市場では、米政権の関税政策への警戒感から前日に大幅下落した反動が出た。