大垣共立銀行は、2026年3月をめどに、スマートフォン用アプリ「OKBアプリ」をリニューアルする。SBIネオバンキングシステムとNECとの共同開発により、振り込みや口座間の振り替えサービスを開始し、パスワード不要の認証方法を導入する。将来的にはウェブで提供するインターネットバンキングとの統合化を進め、銀行窓口と同様の非対面サービスを実現させる。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちらOKBアプリは19年7月に導入。主に残高照会や入出金明細確認のサービスを提供し、24年度末時点のダウンロード数は累計約32万件。25年度は累計50万件を目指す。一方、銀行取引サービスはネットバンキング「スーパーOKダイレクト」から提供し、一体化が課題だった。まずは来春にネットバンキングの利用ベースで約8割を占める振り込みや口座間の振り替えに対応する。さらに定期預金や投資信託、外貨預金などの各種サービスを順次提供する予定。IT統轄部の小坂井智浩部長は「1年半ぐらいかけて展開していく。前倒しできれば早く対応する」と話す。
SBIネオバンキングシステムの技術によって操作性を高めるほか、NECの生体認証技術によってパスワードが不要な認証方法を実現する。アプリとウェブの一体化によって利便性を高めるとともに、管理コストを削減し、セキュリティーを高める。将来的には銀行窓口やATMなどにもパスワード不要の認証方法を展開し、印鑑やキャッシュカードが不要な取引が可能になる環境を整える。
現アプリは、個々の利用データに基づくレコメンド機能の効果もあって、1人当たり月平均11回程度の利用がある。サービス拡充で利用増に弾みをつける。小坂井部長は「スマホの利用者が増える中で、スマホ向けのサービスを強化していく」と意気込む。