東京地検は4日、東京・霞が関で、街頭演説のために訪れていた政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首をナタで切りつけるなどしたとして、殺人未遂と銃刀法違反の罪で、東京都杉並区の無職宮西詩音容疑者(30)を起訴した。
起訴状によると、3月14日、東京・霞が関の歩道上で、持っていたナタを立花党首の頭部付近に振り下ろして切りつけ、約3週間のけがを負わせるなどしたとしている。
警視庁によると、宮西被告はナタで切りつける直前、周囲の注意をそらすため音と光を発する閃光手りゅう弾を使用。再び襲おうとしたところで周囲の人に確保された。