大阪・関西万博会場の理念を象徴するような全周約2キロの世界最大級の木造建築物「大屋根リング」をくぐると、約160の国や地域、国際機関が手がけた「万博の華」とされる海外パビリオンの数々が並んでいた。空飛ぶ車に、人間洗濯機、人工光合成技術…。午後7時には大阪湾に面したウォータープラザで噴水に光を照らしてキャラクターを映し出すショーが催された。まさに夢の時間。最先端の技術と現代芸術の表現を、開幕直前に一足早く体感した。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら日本国際博覧会協会(万博協会)は9日、大阪・関西万博開幕を目前に控え「メディアデー」として人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市)の会場内を記者団に公開した。
万博協会の7日時点の集計によると、海外参加国が自前で建設する「タイプA」全42棟のうち26棟、国内館は31棟、飲食店やオフィシャルショップは計51店舗がメディアデーに参加する意向を示していた。メディアデーには国内外の報道機関から4500人以上が訪れ、本紙記者も参加した。
(稲葉亮)