将棋の第10期叡王戦5番勝負第1局は3日、名古屋市で指され、挑戦者で後手の斎藤慎太郎八段(31)が110手で伊藤匠叡王(22)を破り先勝、初の叡王奪取に向けて白星スタートを切った。

 前期の5番勝負で、伊藤叡王は全8タイトルを保持していた藤井聡太七冠(22)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖=を破り、初タイトルを奪取した。全八冠復帰を目指す藤井七冠は叡王戦本戦準決勝で敗れて挑戦権獲得はならず、タイトル戦の連続出場は19回で途切れた。第2局は19日、石川県加賀市で行われる。

 叡王戦5番勝負は持ち時間各4時間。先に3勝した方が叡王を獲得する。