IBFフライ級世界戦の前日計量を終え、ポーズをとる挑戦者の矢吹正道(右)と王者のアンヘル・アヤラ=28日、名古屋市内のホテル

 IBFフライ級タイトルマッチの前日計量が28日、名古屋市内で行われ、挑戦者の矢吹正道(LUSH緑)はリミットの50・8キロ、王者のアンヘル・アヤラ(メキシコ)は50・2キロで、ともに1回でクリアした。

 IBFライトフライ級王者のまま試合に臨む矢吹は記者会見で「2階級制覇は後から付いてくるもの。まずは相手にしっかり勝つ」と気を引き締めた。JBCによると、矢吹が勝てば2階級のベルトを手にするが、試合後1週間以内にどちらの王座を保持するか決めなければならない。今後について「もうライトフライ級ではやらない。ここで勝って、フライ級の体をつくってやっていく」と語った。