海洋資源の保全に取り組むNPO法人ゼリ・ジャパンは27日、大阪・関西万博に出展するパビリオン「ブルーオーシャン・ドーム」の報道関係者向け内覧会を開いた。半球形のスクリーンでプラスチックごみが美しい海を侵食する映像体験を用意。海洋保全に取り組む専門家らとの交流拠点も設け、来館者に身近な問題として捉えてもらう。
パビリオンは三つの球体が連なり、中央のドームにスクリーンを設置。人が投棄したレジ袋やペットボトルで海が徐々に汚染されていくさまをCGで表現した。交流スペースでは企業や団体が海洋保全の取り組みを発表するほか、子どもたちがごみ問題を考えるワークショップも開く。