WBCミニマム級世界戦に向け、練習する王者メルビン・ジェルサエム=愛知県東海市

 世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級タイトルマッチ(30日・愛知県国際展示場)で重岡優大(ワタナベ)の挑戦を受ける王者メルビン・ジェルサエム(フィリピン)が26日、愛知県東海市で練習を公開し、ベルトを奪った昨年3月以来の再戦へ「状態は100%。前回よりいい試合を見せる」と自信を示した。

 この日はサンドバッグ打ちなどで軽快な動きを披露した。ここまで約110ラウンドのスパーリングを消化。1月末からは約3週間、名古屋のジムを拠点に走り込んだという。「準備はしてきた。絶対にベルトを渡したくない」と力強く意気込んだ。