日本臓器移植ネットワークは29日、岡山県内の病院に蘇生後脳症のため入院していた6歳未満の男児が27日午後11時46分、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。

 肝臓は九州大病院(福岡市)で10歳未満の男児、腎臓は岡山医療センター(岡山市)で10代男性に移植。他の臓器は医学的理由などで断念した。