浜松市の市道で自転車の小学生の列に軽トラックが突っ込み、女児4人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された古橋昭彦容疑者(78)が静岡県警の調べに「事故当時の記憶がない」との趣旨の供述をしていることが26日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、薬や病気の影響で一時意識を失った可能性も視野に事故原因を調べる。
県警は同日、過失致死傷に容疑を切り替え、古橋容疑者を送検した。古橋容疑者は留置先の県警磐田署で、フードを深くかぶってうつむき、警察官に支えられながら車両に乗り込んだ。