ポーズを取る富士通陸上部新加入の篠原倖太朗(左から2人目)と山本亜美(右端)ら=25日、川崎市

 富士通陸上部の新加入選手が25日、川崎市の同社で取材に応じ、東京箱根間往復大学駅伝などで活躍し、駒大で主将を務めた篠原倖太朗は「5000mで(9月の)東京の世界陸上を狙っていく。世界大会で結果を残していけるように頑張る」と抱負を語った。

 篠原は引き続き、駒大の大八木弘明総監督の指導を受ける。2032年ブリスベン五輪ではマラソンでの出場を目指すとし「5000m、1万m、マラソンの全てで日本記録を出したい」と大きな目標を掲げた。

 女子400m障害で2023年世界選手権代表の山本亜美も東京大会出場へ意欲を燃やし「世界で戦える選手になりたい」と語った。母校の立命大を拠点とする。