自民党の森山裕幹事長、松山政司参院幹事長ら衆参幹部は17日午前、東京都内で会談した。石破茂首相の商品券配布問題に関し、森山氏は「世論を真摯に受け止め、信頼回復に努める」と述べた。年金制度改革法案を巡っては、党内の議論を進める方向性を確認。25年度予算案の3月末までの成立を目指す方針も重ねて申し合わせた。
同席した坂本哲志国対委員長が記者団に明らかにした。高額療養費制度の自己負担上限額引き上げ凍結を反映させた予算案の再修正について、党内手続きを進める方針も申し合わせた。
自民の小野寺五典政調会長や石井準一参院国対委員長の他、政府側から橘慶一郎、青木一彦両官房副長官も出席した。