車いすカーリングの混合ダブルスの世界選手権は16日、英国のスティーブンストンで決勝が行われ、小川亜希、中島洋治組が日本勢初の優勝を果たした。来年のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックの出場枠も獲得し、49歳の小川と、16日に61歳となった中島が日本勢の代表内定第1号となった。日本車いすカーリング協会は、枠を得たペアをそのまま代表にする方針を決めていた。
小川、中島組は決勝でスコットランドのペアに11―2で快勝。パラの出場枠は一昨年、昨年、今年の世界選手権3大会の順位に基づくポイントで争われ、日本の枠取りが確定した。
混合ダブルスはミラノ・コルティナ大会の新種目。