LGBTQなど性的少数者への理解を求め、商店街を練り歩くパレード参加者=8日午後、松山市

 LGBTQなど性的少数者への理解を深めてもらおうと、当事者や支援者約150人が8日、松山市中心部の商店街を練り歩いた。主催団体によると、香川、徳島、高知の各県では同種のイベントが開かれたことがあるが、愛媛では初めて。

 参加者は多様性を示す虹色のTシャツを着たり、旗を振ったりしながら「ハッピープライド」と声を上げて行進した。

 主催した一般社団法人「カラフルドットライフ」代表理事で、ゲイであることを公表している新山賢さん(47)は「街の人が手を振ってくれ、非常にうれしく勇気づけられた」と笑顔を見せた。