東北新幹線はやぶさ・こまち21号の連結が走行中に外れたトラブルで運行への影響は7日午後も続いた。各地の駅では「やっと帰宅できる」と安心する乗客や購入した切符の扱いを確認するため窓口に並ぶ人の姿があった。
盛岡駅では乗り換え客の姿が多く見られた。埼玉県の友人宅を訪れていた秋田県男鹿市の歯科衛生士池田優香さん(37)は「何とか6日中に帰ろうと夜遅くまで踏ん張ったが、結局帰れずくたくたになった。ようやく帰れる」と安心した様子だった。
盛岡市の無職女性(77)は、購入していた切符の取り扱いがどうなるのか気がかりで窓口を訪れた。