国際ジャズ・デーを記念した国連主催のイベントで、熱唱する森山良子さん(中央)ら=29日夜、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博会場の人工島・夢洲(大阪市)で29日、国際ジャズ・デーを記念した国連主催のイベントが開かれた。歌手の森山良子さんや英国を拠点に活動するアーティストら国内外の約20人が参加。ジャズを通じて言葉や国、世代の壁を越えた結束を呼びかけた。

 イベントは「スピーキングジャズ」と銘打ち、「EXPOナショナルデーホール」で開催。軽やかなトランペットやサックスの音色が響き、アップテンポの曲では客席から手拍子が上がった。

 ゲストとして登場した森山さんは1970年大阪万博にあった住友童話館というパビリオンのテーマソングを歌った経験を振り返り「(万博に)再び来られて本当にうれしい」と話した。