東京電力は29日、新潟県の柏崎刈羽原発7号機で、使用済み核燃料プールの水温や水位を監視するカメラ映像が表示されなくなり、およそ半日後に復旧したと発表した。プールや原子炉の冷却機能に問題はなく、原因は調査中だとした上で、保安規定の逸脱事案に当たらないとの見解を示した。

 東電によると、28日午後10時25分ごろ、中央制御室で監視カメラの映像が表示されていないのを、運転員が点検中に確認した。29日午前10時半ごろ、運転員が表示装置の入力信号を切り替えると、映像が表示された。

 東電は7号機の再稼働を目指している。