広島県警本部

 28日午後5時50分ごろ、広島県尾道市西藤町の山陽新幹線の福山―新尾道間で車両と人が接触したことが判明し、新大阪―博多間の上下線で運転を見合わせた。約2時間後に運転再開。上下線で計24本が運休、69本が最大で約2時間半遅れるなどし、約3万6千人に影響した。

 JR西日本によると、27日夜に車両基地で車体に血痕が付いているのが見つかり、線路設備を確認していた作業員が28日夕、福山―新尾道間で人の体の一部を見つけた。走行中の車両と接触したとみられる。博多行きと新大阪行きの臨時列車を運行した。

 広島県警尾道署は線路内で人身事故が発生したとみて、経緯や原因を調べている。