東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドは28日、2035年度までに、テーマパークのエリア刷新などの大規模開発を検討していると発表した。高橋渉社長はオンラインの記者会見で「世界中のどこにもない感動と驚きを提供する」と狙いを説明した。
構想段階で、大規模開発の詳細は明らかにしなかった。新規に参入するクルーズ船事業では2隻目の就航を検討。ディズニーホテルの新たな増設も検討しているという。魅力を高めるための投資を拡大し、35年度には売上高1兆円以上を目指す。
同日発表した25年3月期連結決算は、純利益が前期比3・3%増の1241億円と過去最高だった。