~グリーンエネルギーは使う時代から創る時代へ!地方創生型カーボンニュートラル新産業の創造~
このたび、当社は三重県松阪市において、完全NON-FIT型※1木材・製造業生産副産物ハイブリッド燃料による脱炭素電源開発事業により誕生した「パワーエイド三重シン・バイオマス(R)松阪発電所」の商業運転を開始しました。
※1 FIT制度とは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことであり、「太陽光」「風力」「水力」「地熱」「バイオマス」のいずれかによる再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。
グリーンエネルギーは使う時代から創る時代へ!脱炭素社会実現を切り拓く新発電所
本事業は、バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社(本社:三重県松阪市)が、2021年7月に設立したパワーエイド三重合同会社(本社:同県同市)が建設・運営する、完全NON-FIT型で組成する木材・製造業生産副産物ハイブリッド燃料による脱炭素電源を開発する事業です。
この事業構想に基づいて実現した「パワーエイド三重シン・バイオマス(R)松阪発電所」が、2025年3月16日より運転を開始いたしました。

完成したパワーエイド三重シン・バイオマス(R)松阪発電所

完成したパワーエイド三重シン・バイオマス(R)松阪発電所、夜景
本事業は、事業者さまから回収した木質系生産副産物とプラスチック系資源(以下「RPF」)を発電所でハイブリッド燃料として使用し、事業者さまにグリーン電力として循環させる新たな仕組みであり、私たちはこれを【インターナルカーボンサーキュレーションシステム】と名付けております。このシステムは従来型の廃棄物を廃棄物として処理する方法ではなく、有価物すなわち製造業由来の生産副産物として買取り、エネルギー資源として利用するものです。私たちはこれを令和時代における新しい燃料コンセプト、【シン・バイオマス(R)】(商標登録取得)として定義いたしました。

インターナルカーボンサーキュレーションシステムの概念図
この【インターナルカーボンサーキュレーションシステム】および【シン・バイオマス(R)】構想に基づく完全NON-FIT型ハイブリッド発電事業の概要は次表のとおりです。

パワーエイド三重シン・バイオマス(R)松阪発電所 竣工式を2025年4月24日に執り行いました
2025年4月25日、三重県松阪市のパワーエイド三重シン・バイオマス(R)松阪発電所の竣工式を執り行いました。
当日は快晴に恵まれ、元環境大臣の原田義昭様、松阪市長の竹上真人様、ウッドピア松阪協同組合代表理事の田中善彦様ををはじめとするご来賓の皆様、社外関係者110名の方にご臨席賜り、盛大かつ厳粛に式典を挙行することができました。
本施設の完成により、今後の事業展開にさらなる弾みがつくものと期待しております。引き続き、地域に根ざした安定した事業運営を目指し、誠実に取り組んでまいります。

テープカットの様子

記念撮影
私たちはこれからも、パワーエイド三重シン・バイオマス(R)発電所を皮切りに、地域の生産副産物を利用した「シン・バイオマス(R)」による完全NON-FIT型バイオマス発電事業と、地産地消電力の供給を目指した地域密着型の発電所を全国へと広げ、日本全体の脱炭素化に貢献してまいります。

本件に関するお問合せ先
バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社 経営管理部 中原恵
TEL:0598-67-2561
MAIL:megumi.nakahara@bpt.co.jp
HP:https://bpt.co.jp/

パワーエイド三重合同会社 経営管理部 中原恵
TEL:0598-67-2561
MAIL:megumi.nakahara@bpt.co.jp
HP:https://power-aid-group.co.jp/
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