【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは27日、最新の世論調査でトランプ米大統領の支持率が39%だったと報じた。不支持は55%で、うち44%は「強い不支持」。トランプ政権は29日に発足から100日を迎えるが、同時期の評価としては1933〜45年に大統領を務めたフランクリン・ルーズベルトの3期目以降、歴代で最も低いと同紙は分析している。
就任直後の今年2月時点のトランプ氏の支持率は45%。
同時期で比較すると、次いで支持率が低かったのはブッシュ(子)氏(2001〜09年)の2期目の47%。オバマ氏(09〜17年)の2期目は50%、バイデン氏(21〜25年)は52%だった。トランプ氏の1期目(17〜21年)は42%だった。
調査は今月18〜22日に、ABCテレビと合同で成人2464人に実施。トランプ氏の経済政策には61%が支持しないと回答。関税の不支持は64%に上った。
一方、野党民主党への不満も目立った。主要課題への対応でトランプ氏を信頼するとの回答が37%だったのに対し、民主党は30%にとどまった。