米ニューヨークのウォール街の標識(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比20・10ドル高の4万0113・50ドルで取引を終えた。米中貿易摩擦が緩和するかどうかを見極めたいとして、相場は方向感に乏しい展開となった。

 トランプ米大統領はタイム誌の取材に、中国と協議していると発言。ただ中国側は交渉を否定するなど、米中協議の先行きには不透明感も強く、前日終値を挟んで一進一退の展開が続いた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も4日続伸し、216・90ポイント高の1万7382・94だった。

 個別銘柄では、半導体のエヌビディア、ITのアップルの上昇が目立った。