国内最大規模の花と緑の祭典、第42回全国都市緑化ぎふフェア「ぎふグリーン・ライフ フェスティバル2025」は、岐阜県営都市公園6カ所と飛騨地域を会場に23日に開幕する。21日には開会式を行う可児市瀬田のぎふワールド・ローズガーデンで報道向けの内覧会があり、多くの来場者を出迎えるため美しく整備された花壇などが紹介された。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら会場ではそれぞれテーマに沿った特設ガーデンを用意。ローズガーデンは「バラ・花」をテーマに、フランネルフラワーやペチュニア、カーネーションなど県内産を中心に160種2万6千株以上の花々が美しく競演する「フラワーリビングガーデン」を仕上げ、憩いの空間を演出した。「北の大花壇」は県立国際園芸アカデミー(同市)の学生がデザイン。清流や豊かな緑の中で育まれた岐阜県の文化や暮らしを約1万2千株の花で表現している。
フェアは1983年から毎年、全国各地で開かれており、県内では初開催。会期は6月15日までの54日間で、岐阜県の花や緑、農産物が楽しめる体験・参加型プログラムなどを展開し、自然と共生した“岐阜県ならでは”のライフスタイルを発信する。計200万人の来場を目標に掲げる。
(中村芳紀)