岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根の奥飛騨クマ牧場で、今年は10頭の赤ちゃんグマが誕生した。すくすくと育っており、19日からは牧場で、成長した子グマと一緒に記念写真が撮影できる。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら赤ちゃんグマは1月23日~2月14日の間に生まれた。例年は5頭前後だが、今年は繁殖がうまくいき、双子3組を含む10頭が順調に育っている。生後2カ月間は母グマの母乳で育ち、現在は飼育員の手で1日3回ミルクを与えている。生まれたときは体重200~300グラムほどだったが、大きな子は3キロまで成長している。
中村正明園長(51)は「これからどんどん大きくなっていくのが楽しみ」と優しいまなざしで子グマを見つめ、「このサイズ感とふわふわとした毛並みを楽しめるのは今の時期だけ。ぜひ会いに来てほしい」と来園を呼びかけている。
17日には牧場の職員が、1月に生まれた子グマ「弥永吉」を連れて岐阜新聞本社を訪れた。職員に抱っこされ、辺りを見回して愛きょうを振りまいた。
牧場での子グマとの記念撮影は、10月末までの午前10時~11時30分と午後1時30分~3時30分。火、木曜日は休み。子グマを膝の上に座らせての撮影となる。料金は1組(8人まで)千円。