岡山県警本部=2020年

 岡山県警は18日、自宅で焼酎を約5杯飲み、翌朝の出勤時にスクーターを酒気帯び運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、警察署勤務の50代男性警部補を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした。運転当日は人事の内示日で、警部補は「異動が気になって酒量が増えた」と容疑を認めている。同日付で依願退職した。

 書類送検容疑は、3月13日午前8時55分ごろ、同県津山市内を酒気を帯びた状態でスクーターを運転した疑い。

 県警によると、警部補は12日夜に自宅で焼酎を飲み、翌朝職場まで数キロ運転。出勤後、酒の臭いがすることに上司が気が付いて発覚し、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。