東京電力は17日、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出しで、原子炉格納容器の底部に下ろした爪形の器具で少量のデブリをつかんだと発表した。今回は2回目で、昨年11月の1回目より中心部に近い場所だとしている。回収には数日かかる見通し。
17日は午前9時過ぎに作業を開始。格納容器内部で水平状態だった採取装置を斜め下方向に伸ばし、先端の爪形器具を遠隔操作で真下に垂らした。底部から小石状のデブリ1粒をつかんだ後、そのままの状態で器具をつり上げ、採取装置を縮めて元の水平状態に戻した。
東京電力は17日、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出しで、原子炉格納容器の底部に下ろした爪形の器具で少量のデブリをつかんだと発表した。今回は2回目で、昨年11月の1回目より中心部に近い場所だとしている。回収には数日かかる見通し。
17日は午前9時過ぎに作業を開始。格納容器内部で水平状態だった採取装置を斜め下方向に伸ばし、先端の爪形器具を遠隔操作で真下に垂らした。底部から小石状のデブリ1粒をつかんだ後、そのままの状態で器具をつり上げ、採取装置を縮めて元の水平状態に戻した。