東京都立川市の「たちかわ若者サポートステーション」を視察し、「卒業生」らと意見交換する石破首相(中央)=19日午前(代表撮影)

 石破茂首相は19日、若者支援に力を入れる東京都立川市の「たちかわ若者サポートステーション(サポステ)」を視察した。サポステでは、さまざまな事情で就学や就労がかなわなかった15〜49歳の人や、その保護者の活動を手助けしている。首相は関係者との車座対話を通じて実態を把握し、必要な施策推進につなげたい考えだ。

 首相は、コミュニケーション力向上を目的としたセミナーの様子を見学。その後、サポステの「卒業生」らとの対話に臨み「こういうサポートがあって良かったとか、取り組みを広げてほしいということがあれば教えてほしい」と呼びかけた。