【ワシントン共同】宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉飛行士(49)が18日、国際宇宙ステーション(ISS)の船長に就任した。日本人飛行士の船長就任は3人目。
大西さんはISS内で行われた交代式で「このような大役を頂けたのも日本の有人宇宙開発に対する貢献が国際社会の中で認められ、未来に対して期待されている証し。期待に応えられるよう全力でがんばっていきたい」と日本語で抱負を述べた。
大西さんは3月中旬、米スペースXの宇宙船クルードラゴンでケネディ宇宙センターから出発。ISS滞在中、月の周回軌道上に建設する基地「ゲートウエー」に必要な二酸化炭素除去技術の検証などを行う。