機械受注額の推移

 内閣府が16日発表した2月の機械受注統計(季節調整値)は、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比4・3%増の8947億円だった。プラスは3カ月ぶり。鉄道車両などが好調だった。基調判断は前月の「持ち直しの動きがみられる」を維持した。

 製造業は3・0%増の4254億円で、非鉄金属で原発関連が伸びた。非製造業は11・4%増の4873億円で、運輸業・郵便業で鉄道車両の大型案件があり全体を押し上げた。

 船舶・電力や官公庁などを含む受注総額は、3・0%増の3兆3623億円だった。