2028年ロサンゼルス五輪で史上初めて女子の出場枠が男子を上回ったことを受け、柔道五輪金メダリストで日本オリンピック委員会(JOC)の谷本歩実理事は10日、取材に応じ「女子競技の普及、強化が進むきっかけになると思う。女性の社会進出が広がる中で素晴らしい挑戦だ」と評価した。
ボクシングは女子が1階級増え、男子と同じ7階級となった。日本ボクシング連盟で強化責任者を務める須佐勝明さんは「各地の学校で女子選手を育てられる方策を考えないといけない」と決意した。
水球も女子のチーム数が増え、男女とも同じ12チームが参加する。日本水泳連盟の峰岸克行水球委員長は「ありがたい」と語った。