立憲民主党の黒岩宇洋衆院議員は18日、選択的夫婦別姓制度導入に向けて同党が取りまとめた民法改正案について、一部の野党から賛意が示されたと明らかにした。国会内で記者団に話した。具体的な政党名は明らかにしなかった。4月中に国会提出したい考えも重ねて示した。

 立民は2022年、国民民主、共産、れいわ新選組、社民の各党と共に、制度導入の法案を提出しており、今回も協力を呼びかけている。黒岩氏によると、このうち一部が立民案に賛同すると表明したが、未回答の党もある。

 大型連休明けには審議入りを目指す方針も表明。6月22日までの会期を踏まえ「速やかに入らないと尺(時間)が足りなくなる」とした。