観光庁は18日、訪日客に困り事などを聞いた2024年度のアンケート結果を公表した。困ったこと(複数回答)は「ごみ箱の少なさ」が22%で最多だった。前年度と比べ8ポイント改善したが、訪日客増加に伴って各地でごみ放置が課題となっており、一層の対策が必要になりそうだ。
主要5空港(新千歳、成田、羽田、関西、福岡)で24年12月〜25年1月、約4千人に調査。「困ったことはなかった」と回答したのは前年度比21ポイント増の51%。受け入れ環境の整備が進んだためとみられる。
一方、ごみ箱については、駅や観光地に少なく「捨てることを諦め、持ち帰った」という人が多かった。