9日午前7時10分ごろ、大阪発福岡行き全日空419便ボンバルディアDHC8―400型機が離陸直後に車輪を格納できなくなった。大阪空港に引き返し、同50分ごろに着陸、乗客乗員25人にけがはなかった。全日空によると、システムの不具合の可能性があるといい、原因を調べる。

 国土交通省大阪空港事務所などによると、離陸直後にタイヤが出ていることを示すランプが点灯したままだったため、大阪空港から西南西約90キロ、高度3千メートルで引き返した。飛行前の点検で、問題はなかったという。