【ワシントン共同】トランプ米大統領は17日、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の金融政策に不満を表明し「退任が早すぎるということはない」と早期退任を求めた。政策金利の引き下げも改めて促した。交流サイト(SNS)に投稿した。
トランプ氏は、パウエル氏が「いつも遅すぎ、間違っている」と酷評。トランプ政権の高関税政策によるインフレ再燃に警戒感を示したパウエル氏の16日の講演を「まったくひどい」と非難した。「油や食料品の値段は下がり、関税で米国は豊かになる」と主張し、利下げを進める欧州中央銀行(ECB)を引き合いに、FRBにも金利引き下げを要請した。