8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比1円60銭円安ドル高の1ドル=147円39〜40銭。ユーロは61銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円00〜04銭。

 米関税強化への懸念から、前日に比較的安全な資産とされる円を買う動きが進んだ反動で、持ち高調整の円売りドル買いが優勢だった。

 市場関係者は「今後も関税政策の動向に左右される状況が続く」との見方を示した。