司法修習を終えた新任検事82人の辞令交付式が7日、東京・霞が関の法務省で開かれた。3月27日付で既に任官しており、23〜33歳で平均年齢は25・8歳。女性は28人で全体の34%だった。例年は12月開催だったが、司法試験制度の見直しで2023年から実施時期が2カ月遅れたのに伴って繰り下げた。
式では、鈴木馨祐法相の訓示を高村正大副大臣が代読。検察は社会正義の実現に寄与する重責を担っているとし「厳正公平、不偏不党の立場を堅持し、国民から信頼される検事に大成することを心から願う」と述べた。
82人の出身法科大学院別では、東大の13人が最多で、一橋大が12人。