外務省は11日、ミャンマーで起きた大地震の被災者支援のため、医師や看護師ら計37人で構成する国際緊急援助隊医療チームの2次隊を派遣すると明らかにした。現地で活動している1次隊と交代する。既に発表していた緊急無償資金協力について、赤十字国際委員会(ICRC)などを通じた医薬品や食料の供与に充てることも発表した。
岩屋毅外相は記者会見で「円滑な人道支援には全ての関係者による停戦の履行、継続が重要だ」と強調。内戦が続くミャンマーでは軍事政権が停戦を発表したが、国連や民主派は国軍が攻撃を続けていると非難している。