プロ野球で違法なオンラインカジノの利用者が発覚した問題で、福岡県警は11日までに、賭博容疑で任意で調べていたソフトバンクホークスの関係者の捜査結果を福岡地検に書類送付した。関係者への取材で11日分かった。刑法の単純賭博罪の公訴時効(3年)が既に成立しており、起訴を求めない意見を付けたとみられる。県警は「任意捜査事案なのでコメントしない」としている。
オンラインカジノを巡ってはオリックスの山岡泰輔投手や、吉本興業の所属タレントらの利用が相次いで判明。日本野球機構(NPB)の内部組織は3月、利用者は山岡投手を含め8球団計16人に上り、制裁金を科すと発表していた。