6日午前0時半ごろ、東名高速道路や中央自動車道などの自動料金収受システム(ETC)に障害が発生し、東京、神奈川、山梨、岐阜、静岡、愛知、三重の7都県にある一部の料金所のETC専用レーンが閉鎖された。インターチェンジ(IC)付近では渋滞が起き、事故も発生。管轄する中日本高速道路(名古屋市)は午後、レーンを開放し、利用者に後で料金精算してもらう異例の措置を取った。復旧の見通しは立っていない。
同社によると、2005年の道路公団民営化以降、管内でETCの大規模なシステムトラブルは初めて。7月に実施予定の深夜料金の見直しに伴い、今月5日から実施したシステムの改造が影響した可能性があり、前の状態に戻す作業をしている。本社で記者会見した中井俊雄保全企画本部長は「多大なるご迷惑をおかけし、おわびします」と謝罪した。
システム障害により正常な課金ができず、ETCレーンの発進制御バーが開かなくなった。管内23路線のうち、最大で16路線の計96カ所でETCが利用できなくなった。