一つのボールをつないで大阪・関西万博会場の大屋根リングを1周する「世界キャッチボールプロジェクト」で、記念撮影する参加者=4日午後、大阪市此花区の夢洲
 「世界キャッチボールプロジェクト」で最後にボール受け取り、ポーズをとる元プロ野球選手の古田敦也さん(中央)=4日午後、大阪市此花区

 大阪・関西万博会場(大阪市)のシンボルである環状の大屋根リングで4日、一つのボールをつなぎ1周する「世界キャッチボールプロジェクト」が開かれた。外国人や障害者、性的少数者、著名人など約400人が参加。ボールを投げてつなぎ、世界の多様性と調和を表現した。

 リングは1周約2キロ、高さ最大20メートル。プロジェクトは日本国際博覧会協会(万博協会)などが主催し、通路になっているリング上階部分で実施した。夕日が照らすなか、参加者が約5メートル間隔に並び、ボールを投げて渡していった。