訪問先のベルギーで記者団の取材に応じる岩屋外相=3日、ブリュッセル(共同)

 【ブリュッセル共同】岩屋毅外相は3日(日本時間4日未明)、訪問先のベルギーで記者団の質問に答え、トランプ米政権による相互関税導入発表と輸入自動車への追加関税を巡り「世界貿易機関(WTO)協定と日米貿易協定との整合性に深刻な懸念がある」と指摘した。関税措置の内容や日本経済への影響を精査し、引き続き措置の見直しを粘り強く求めていくと強調した。

 報復関税やWTOへの提訴の可能性については「あらゆる選択肢の中で何がもっとも効果的か考えながら取り組む」と述べるにとどめた。

 岩屋氏はベルギーでルビオ米国務長官と短時間立ち話をし、関税措置について「極めて遺憾だ」と伝達。見直しを強く求めた。