陸上自衛隊トップの森下泰臣陸上幕僚長は3日の記者会見で、精鋭隊員の「レンジャー」を新たに養成する教育訓練を、一部の部隊を除き4月1日から中止していると明らかにした。現代の戦闘に対応できるよう教育要領を見直すほか、相次ぐ訓練内の事故を防ぐため安全管理も徹底する。来年3月までの予定で、長期間の中止は初めて。

 陸自によると、レンジャー教育は1958年に開始。山林など過酷な環境下での任務を想定して訓練する。

 中止するのは、各地の師団や旅団で隊員を集め、新たにレンジャー資格を付与する訓練。パラシュート部隊の「第1空挺団」や離島防衛専門部隊「水陸機動団」、富士学校は対象としない。