1日、ガザ北部ガザ市でパンを焼く女性と、近くで様子を見る子ども(ロイター=共同)
 限られた燃料の中、ガザ地区北部で営業するパン屋=3月14日(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ通信は1日、パレスチナ自治区ガザで燃料と小麦粉が不足し、ガザ地区で全ての製パン店が営業を停止したと報じた。世界食糧計画(WFP)も支援先の製パン店全25軒が閉店に追い込まれたと発表し、懸念を示した。

 イスラエルがイスラム組織ハマスに暫定的な停戦延長と人質解放を迫り、ガザへの支援物資搬入を停止してから2日で1カ月。ガザの人道状況が深刻さを増している。

 イスラエル軍の攻撃で破壊された製パン店も多いという。WFPは食料備蓄が最大2週間分しかないと指摘。ガザ当局は、物資搬入の停止が「住民の命を脅かしている」としてイスラエルを非難した。