【ワシントン共同】トランプ米政権は31日、全米屈指の有名私立大の一つ、ハーバード大に対する約90億ドル(約1兆3500億円)の補助金や契約を見直す方針を明らかにした。マクマホン教育長官は「キャンパスでの反ユダヤ的差別から学生を守れず、分裂的なイデオロギーを推進している」と批判した。
教育省によると、見直し対象は約2億5千万ドルに及ぶ大学と連邦政府間の契約に加え、複数年にわたる補助金約87億ドル。
パレスチナ自治区ガザの戦闘を巡り、イスラエルに抗議する学生デモの中心となったコロンビア大に対する補助金や契約の打ち切りに続く対応。