立憲民主党の野田佳彦代表

 立憲民主党の野田佳彦代表は30日、新潟県長岡市で講演し、物価高対策としてガソリン税の暫定税率を廃止する法案の再提出を目指す考えを示した。日本維新の会、国民民主党も廃止を掲げているとして「3党が並んでその他の政党にも呼びかけ、野党がまとまればできる。やり遂げたい」と述べた。施行日は7月1日とする方針も明らかにした。

 立民は今月上旬、国民と共に暫定税率を4月から廃止する法案を提出したが否決された経緯がある。講演後、野田氏は記者団に「物価高で困っている人がいる。自民、公明両党も法案を安易につぶせない。チャンスはある」と強調した。