浜松市の市道で自転車の小学生の列に軽トラックが突っ込み4人が死傷した事故で、亡くなった小学2年石川琴陽さん(8)の父親(37)が30日、発生から1週間を前に、記者団の取材に応じた。父親は「葬儀は終わったが、まだ娘の死を信じられない。ひょこっと出てくるんじゃないか」と言葉を詰まらせた。
葬儀には、親族に加え、琴陽さんの友人らも参列。父親は「8年間しか一緒にいられなかったけど、ありがとう」と別れを告げた。ひつぎには、琴陽さんに向けた手紙や菓子を入れたという。
父親によると、意識不明の重体だった小学4年の姉(10)が28日に意識を取り戻した。会話ができる状態まで回復したという。