春の全国交通安全運動を前に警視庁武蔵野署は29日、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅近くで、タレントの稲村亜美さん(29)を一日署長に迎え、啓発イベントを開いた。稲村さんはCMで「神スイング」と話題になった野球の打撃フォームを披露。足を止めて見入った買い物客らに、交通ルールの大切さを訴えた。
観衆を前に、稲村さんは自転車のヘルメットを必ず着用していると説明。面倒だったり、髪形が乱れたりするとして着用を避ける人もいるとされるが「髪形よりも命が大事。児童や幼児だけでなく、大人もかぶりましょう」と呼びかけた。
武蔵野署の平丸圭吾署長は「交通の安全が保たれるよう環境を整備していく」とした。