日本ガス協会が大阪・関西万博に出展する「ガスパビリオン おばけワンダーランド」の外観=27日午後、大阪市此花区の夢洲

 日本ガス協会は27日、大阪・関西万博に出展する「ガスパビリオン おばけワンダーランド」の開館式を実施した。ゴーグル型端末を装着し、拡張現実や仮想現実といった技術を活用したゲームに参加。お化けのキャラクターが登場する世界を通じて、脱炭素化に向けた都市ガスの最新技術を子どもたちに学んでもらう。

 ガス業界は、次世代のガスとして期待する「e―メタン」の技術開発を進める。

 パビリオンの外観は三角形の断面が特徴。銀色の外膜は放射冷却現象を応用し、館内の温度を下げる機能を持つ。ゴーグルを装着すると来場者自身がお化けとなり、地球温暖化の恐ろしさを他のおばけと一緒に体験できる。