横浜―西日本短大付 3回表西日本短大付2死二塁、佐藤の邪飛を好捕する三塁手為永=甲子園
 広島商に勝利し、駆け出す智弁和歌山ナイン=甲子園
 聖光学院―浦和実 タイブレークの10回表浦和実無死満塁、深谷が左中間に走者一掃の二塁打を放つ。捕手仁平=甲子園

 選抜高校野球大会第9日は26日、甲子園球場で準々決勝が行われ、前回大会覇者の健大高崎(群馬)、横浜(神奈川)、智弁和歌山、初出場の浦和実(埼玉)が勝って準決勝へ進んだ。

 健大高崎は小刻みに得点を重ね花巻東(岩手)を9―1で下した。3投手が継投し大会屈指の右腕、石垣が締めた。昨秋の明治神宮大会を制した横浜は六回に3点を勝ち越し、西日本短大付(福岡)に5―1で勝った。優勝した2006年大会以来の4強。

 智弁和歌山は広島商に7―0と完勝した。序盤からリードを奪い、2投手が無失点でつないで7年ぶりの準決勝進出。浦和実はタイブレークの延長十回に8点を奪い、聖光学院(福島)を12―4で破った。