休日明け21日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。上げ幅は一時200円を超えた。3月期決算企業の期末配当を期待し、配当金を受け取る権利を確保するための買い注文が入った。円高ドル安の進行は重荷となり、売りが優勢になる場面もあった。
午前終値は休日前の19日終値比138円54銭高の3万7890円42銭。東証株価指数(TOPIX)は18・19ポイント高の2814・15。
米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の維持を決め、重要な会合が金融市場の想定通りに終わったことで買い安心感が広がった。